飲食店が予約時に確認する項目一覧|「人数」だけでは分からないこと

「大人4名、子ども2名」と聞けば、来店人数は6名です。ただ、それだけでは椅子を何脚並べるか、料理を何人分用意するかまでは決まりません。

予約受付では、すべての人に長い質問をする必要はありません。毎回聞く項目と、その予約で必要な追加確認を分けておくと使いやすくなります。

まず押さえる基本の確認項目

項目記録する内容聞き方の例
来店日時年月日・時刻「[月日]の[時刻]ですね」
予約名呼び出せる名前・読み方「ご予約のお名前をお願いします」
来店人数大人・子どもを含む総人数「お子様を含めて何名様ですか」
連絡先当日つながる番号、メールを使うならアドレス「当日ご連絡できる番号をお願いします」
予約内容席のみか、コースか「お席のみですか。コースのご希望はありますか」
店からの条件利用時間・料金・変更連絡など必要な条件「お席は[終了時刻]までのご案内です」

必要な確認が済んだら、最後に日付・時刻・人数・予約内容をまとめて読み返します。聞き取りの途中で決まった内容が、最初のメモと違っていることもあるためです。

子ども連れは「来店人数・席・料理」を分ける

子どもを一律に人数から除く、または大人と同じ料理数に数える、といった扱いをせず、必要な準備を確かめます。

お子様は何歳でしょうか。お席とお食事のご希望も教えてください。
ベビーカーをご利用の場合は、席の配置を確認しますのでお知らせください。

たとえば、確認後の店内メモは次のように残せます。これは説明用の記録例です。

来店:大人4名+子ども2名(5歳・1歳)=計6名
席:大人用4席+子ども椅子1脚+ベビーカー1台分の場所
料理:大人コース4食+子ども料理1食。1歳のお子様は料理注文なしで了承済み
確認:ベビーカーを置ける配置を店側で確認済み

「6名」と「コース6食」が混同されない記録にするのがポイントです。子ども椅子やベビーカーのスペースは、希望を聞いた時点で確保を約束せず、実際の配置を確認します。

Restaurant RiReの予約フォームは、大人と子どもの人数を分けており、小さな子ども連れの場合は席について電話確認を案内しています。人数欄だけでは扱いきれない条件を、別に確認する実例です。Restaurant RiReの予約フォーム・案内

希望を聞いたことと、対応を約束したことは別

窓側の席、メッセージプレート、持ち込み、食材への要望。予約メモに書いてあるだけでは、お客様は「お願いできた」、担当者は「これから確認する」と認識が分かれることがあります。

未確認のものには、必ず状態を付けます。

窓側希望:未確約。席の配置を確認し、[月日]までに返答。
プレート:対応可。表記は[文字列]、追加料金[税込金額]で了承済み。

アレルギーなど食事の安全に関わる申し出は、受付担当だけで対応可と判断せず、調理担当へ確認する扱いにします。確認事項を書き取っただけで、安全な提供を保証したことにしないようにしてください。

来店時刻と食事開始が違う予約もある

「18時から」で受けた団体予約でも、幹事が18時に着いて、参加者は18時半にそろう予定かもしれません。通常予約で毎回聞く必要はありませんが、会合や貸切なら次の2点を追加します。

皆様のご来店は[時刻]、お食事の開始は[時刻]でよろしいでしょうか。
ご利用の終了時刻は[時刻]です。

厨房への指示には料理を出す時刻を、ホールの予定には入店から退店までを残します。

予約メモは、別のスタッフが読んで動ける形にする

「いつもの」「子どもあり」「対応お願い」だけでは、受付担当が休みの日に判断できません。全履歴を長く残すより、現在の確定内容と、確認待ちの項目を分けて見せましょう。

REASY予約のフォームでは、日時・人数・連絡先・コースに加えて備考を受け取れます。ただし、大人と子どもの内訳や料理数が自動で別集計される前提にはせず、必要な情報は備考や個別確認で補います。