Instagramは、お店を知ってもらう入口としてとても便利です。 ただし、予約受付までDMだけで完結させる必要はありません。
通常の予約はプロフィールやリンクから予約フォームへ案内し、 特別な相談だけDMで受ける。 そう分けると、小規模な飲食店でも運用しやすくなります。
Instagramから予約が入る店は増えている
飲食店を探すとき、 Instagramで料理写真や店内の雰囲気を見るお客様は珍しくありません。
とくに小規模な飲食店では、 公式サイトよりInstagramの方が更新頻度が高く、 営業時間や新メニュー、 店休日などもInstagramで案内している店があります。
その流れで、 お客様がDMからそのまま予約を送ってくることもあります。
店側にとっても、 新しい仕組みを用意せず予約を受けられるため、 最初は手軽です。
DM予約は手軽だけど、件数が増えると意外と大変
DM予約の難しいところは、 一度のメッセージですべての情報がそろうとは限らないことです。
たとえば、
というDMが届いた場合でも、 店側は人数、時間、名前、連絡先などを確認する必要があります。
そこから、
- 何名ですか?
- 何時をご希望ですか?
- お名前をお願いします
- コースはどうしますか?
- その時間は埋まっているので19時30分なら可能です
といったやり取りが続くことがあります。
一件なら大したことがなくても、 営業中や仕込み中に何件も重なると、 電話予約と同じように対応の負担になります。
DM予約の負担は、 メッセージそのものより「予約に必要な情報を何度も確認すること」にあります。
DM予約を全部やめる必要はない
Instagramから予約フォームへ誘導すると聞くと、 「DM予約を受け付けないようにする」 という話に見えるかもしれません。
でも、そこまで極端にする必要はありません。
DMの方が向いている問い合わせもあります。
- 貸切について相談したい
- 誕生日や記念日の対応を聞きたい
- アレルギーについて事前確認したい
- 大人数の予約について相談したい
- 通常の予約フォームでは対応できない内容を聞きたい
こうした内容は、 メッセージで確認した方が分かりやすい場合があります。
一方で、 日時・人数・コースを決めるだけの通常予約は、 予約フォームで完結できます。
Instagramは「集客」、予約フォームは「受付」と分ける
Instagramの強みは、 お客様に店を見つけてもらえることです。
料理の写真、 店内の雰囲気、 スタッフの様子、 新メニューなどを見て、 「この店に行ってみたい」 と思ってもらう。
これは予約フォームにはできない役割です。
逆に、 予約フォームは店の魅力を伝えるためのものではなく、 日時や人数などの予約情報を受け付けることが得意です。
| 予約フォーム | ||
|---|---|---|
| 店を知ってもらう | 得意 | 基本的にはしない |
| 料理や雰囲気を伝える | 得意 | 必要最低限 |
| 日時・人数を受け付ける | DMでは手作業 | フォームで受付 |
| 予約内容の確認 | メッセージを見返す | 予約情報として確認 |
| 特別な相談 | 向いている | 内容による |
この二つを無理に一つへまとめず、 Instagramで見つけてもらい、予約だけフォームで受ける と考えるとシンプルです。
Instagramから予約フォームへ案内する方法
予約フォームを用意したら、 Instagramを見たお客様が 迷わずそこへ進めるようにしておく必要があります。
プロフィールのリンクから予約ページへつなぐ
一番分かりやすい方法は、 Instagramのプロフィールから 自店の予約ページへ進めるようにすることです。
お客様が投稿を見て、 「予約したい」 と思ったときに、 プロフィールからそのまま予約フォームへ進めれば、 DMを送る必要がありません。
公式サイトを持っている店なら、 プロフィールから公式サイトへ誘導し、 そこから予約フォームへ進んでもらう方法もあります。
プロフィール文に「予約はこちら」と書く
リンクを置くだけでは、 そのリンクが予約用だと分からないことがあります。
そのため、
通常のご予約はネット予約をご利用ください。 貸切や特別なご相談はDMでも承ります。
といった案内を書いておくと、 お客様も予約方法を選びやすくなります。
投稿やストーリーズでも予約方法を案内する
プロフィールだけでなく、 ときどき投稿やストーリーズで 「ネット予約できます」 と案内するのも有効です。
特に、 予約が集中しやすい週末やイベント前などは、 あらかじめ予約方法を案内しておくと、 DMの往復を減らしやすくなります。
DMが来たときも、予約フォームへ案内できる
予約フォームを用意した後も、 DMで予約希望が届くことはあります。
そのたびに店側がすべて聞き取るのではなく、 内容が通常予約であれば、 予約ページへ案内する方法があります。
プロフィールのリンクからご希望の日時を選んでいただけます。 貸切や特別なご相談でしたら、このままDMでお問い合わせください。
このように、 相談が必要なものだけDMで受ける形にすれば、 お客様を突き放す必要もありません。
予約フォームを置くだけでDM予約がなくなるわけではない
予約フォームを作ったからといって、 翌日からすべてのお客様がネット予約へ移るわけではありません。
長くDMで予約を受けてきた店なら、 リピーターはこれまでと同じ方法で連絡してくることがあります。
そこで大切なのは、 「ネット予約も使える」 と少しずつ案内していくことです。
一度ネット予約を使ってもらえば、 次回から同じ方法で予約してくれるお客様も出てきます。
予約方法は一気に変えるのではなく、 通常予約から少しずつネットへ移していけば十分です。
InstagramのDM予約で起きやすい問題
DMで予約を受ける場合は、 予約内容が通常のメッセージに混ざることにも注意が必要です。
- 予約のDMを見落とす
- 返信したつもりで確定していない
- 担当者によって予約内容の把握が違う
- 予約台帳への転記を忘れる
- 営業時間外に届いたDMへの返信が遅れる
Instagramは本来、 予約管理専用の仕組みではありません。
件数が少ないうちは問題なくても、 予約が増えるほど 「誰が、いつ、何名で予約したか」 を別に整理する必要が出てきます。
電話・DM・ネット予約を役割で分ける
小規模な飲食店では、 一つの予約方法だけに統一する必要はありません。
たとえば、
- 通常の予約 → ネット予約
- 貸切や大人数 → 電話
- 細かな相談 → DMまたは電話
- 営業時間外の通常予約 → ネット予約
と役割を分ける方法があります。
重要なのは、 全部の予約を一つの方法へ押し込むことではありません。
店側の確認作業が少なくて済む予約だけ、 ネットへ移せばいいのです。
グルメサイトを経由しない予約入口にもなる
Instagramを見て店へ行きたいと思ったお客様が、 ネット予約をしようとしたとき、 自店の予約フォームがなければ グルメサイトへ移動することもあります。
自店の予約ページを用意しておけば、 Instagramからそのまま直接予約してもらう入口を作れます。
予約経路ごとの費用については、 グルメサイトのネット予約手数料とは? でも詳しく紹介しています。
また、 自店専用の予約窓口を持つ考え方については、 自店のネット予約フォームを持つ方法 で整理しています。
まずは「Instagramを見た後、どこから予約できるか」を確認する
InstagramからのDM予約を減らしたい場合、 最初に確認したいのは、 お客様が投稿を見た後に どこから予約できる状態になっているかです。
Instagramを見て店に興味を持っても、 予約方法が電話かDMしかなければ、 お客様はその方法を使います。
逆に、 プロフィールから自店の予約フォームへ進めるようにしておけば、 通常の予約はそこで完結できます。
まずは、 「予約はこちら」と案内できる自店の予約URLを一つ持つこと から始めれば十分です。
Reasybookなら、Instagramから自店予約へつなげられます
Reasybookは、 小規模な飲食店向けのネット予約フォームです。
お店ごとの予約ページを作り、 そのURLをInstagramや公式サイトなどから案内できます。
通常の予約は予約フォームで受け、 貸切や特別な相談だけDMや電話で対応する、 といった使い分けもできます。
Reasybook自体に、 Instagram上で新しいお客様を集める機能はありません。
Instagramはお店を見つけてもらう場所、 Reasybookは予約を受ける場所として、 役割を分けて使う形です。
有料プランは月額550円で、 予約人数や予約件数に応じた手数料はありません。